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昭和大学歯科病院 口腔機能リハビリテーション科
昭和大学歯学部口腔リハビリテーション科では,当科との連携に申し込まれ た方を対象に講習会を実施しています。
第2回の講習会は"歯科的技術を応用した補綴的発音補助装置について"を テーマに行いました。
会期:平成17年2月24日木曜日 午後6時30分より午後8時まで
場所:昭和大学歯科病院6階臨床講堂 (大田区北千束2-1-1)
講師:高橋浩二、山下夕香里(口腔リハビリテーション科)
口腔リハビリテーション科主催の無料講習会が平成17年2月24日(木曜日)18時30分より昭和大学歯科病院第一臨床講堂で開催されました。今回の参加者は、22名(言語聴覚士14名、歯科医師4名、看護師1名、歯学部学生3名)でした。
講習会の内容は、「補綴的発音補助装置を用いた言語治療について」で、バルブ型スピーチエイド、軟口蓋挙上装置、舌接触補助床などの作製方法、装着前後の症例のビデオ、治療成績について概説しました。
参加者からの意見としては、「内容は非常にためになった(8名)」、「ためになった(11名)」と概ね好評でした。実際に補綴的発音補助装置を用いる患者さんは少ないのですが、装置についての情報を知りたいという参加者が多くいらっしゃいました。「今回は装置装着前後の発音の変化をビデオでみることができたので、具体的なイメジーを得ることができた」という感想も多くいただきました。
言語だけでなく、摂食嚥下の治療についても多くの参加者が講習会を希望していますので、口腔リハビリテーション科としては、今後も講習会を継続的に開催する予定です。