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おくちでたべるドットコム

昭和大学歯科病院 口腔機能リハビリテーション科

local_offer第2回東日本大震災支援チャリティー摂食嚥下講習会の報告

講演者:高橋 浩二(昭和大学歯学部 スペシャルニーズ口腔医学講座
口腔リハビリテーション部門 教授)
横山 薫(同教室 講師)
武井 良子(同教室 言語聴覚士)

昨年度に引き続き東日本大震災支援するため、平成24年8月5日(日)に開催いたしました。本講演会の参加費は、材料費などの運営費を差し引き、90万円を東日本摂食嚥下支援チーム(代表 藤島一郎浜松市リハビリテーション病院長)に寄付することができました。

講習会場の様子

今年度は講師を当教室の高橋教授、横山講師、武井言語聴覚士がつとめ、午前の部には横山講師による『頸部聴診』をテーマとし、ライブでの内視鏡画像なども用いて頸部聴診法に関しての方法論から臨床利用法などに関しての講演が行われた。午後の部では武井言語聴覚士による『口腔機能改善装置』をテーマとし言語聴覚士としての口腔内装置を用いた患者様での舌訓練などによる摂食嚥下への関わり方についての講演及び、高橋教授による『摂食嚥下の臨床におけるこれまでの経験』をテーマとした高橋教授の長年にわたる摂食嚥下の臨床で得た経験などを基にした講演が行われました。


参加者内訳
参加者内訳

10:00~16:45という1日の講演で、内容も盛りだくさんとなり、当初の予定よりお昼休みを削っての質疑応答などが行われるなど盛んな意見交換も行われるなど盛況のうちに講演会を終えることができました。  参加者も北は東北地方の方、南は中国地方まで日本各地から153名もの方々が参加していただきました。今回の講習会での内容を少しでも参加者の臨床の現場で生かしていただければと思います。

最後になりますが、今回の講習会で経費を除いた90万円という額を東日本大震災の被災者の方々に寄付させていただきました。参加者の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます。

報告者 伊原 良明